06〜07ヨーロッパサッカーについて
こんばんは。少しコメントをいただきました。ありがとうございます。私からの返信はコメントの欄に書かさせてもらったのでご確認してみてください。
今回は本当に久しぶりに海外サッカーについて話してみたいと思います。といっても各国の主要リーグはほとんど終わってしまったので、06〜07シーズンを振り返ってということで話したいと思います。
まずは比較的最近全日程の終了したリーガ・エスパニョーラについて。
優勝 : レアルマドリー
2位 : バルセロナ
得点王: ファンニステルローイ(レアル所属 オランダ代表)
私的MVP: デビッド・ベッカム(レアル所属 イングランド代表)
私的ヤングベストプレイヤー: リオネル・メッシ(バルサ所属 アルゼンチン代表)
リーガはシーズンの中ばまでは昨シーズンまでの破壊力が感じられないと言われつつもバルセロナが首位を独走していました。しかし今年に入ってからレアルマドリーがものすごい追い上げを見せ、残り数試合というところでついにリーグ首位に立ちます。かつては遠すぎて背中も見えなかったバルサを、ついに追い抜いたのです。そしてその後もわずかな勝点差に4チームがひしめく大混戦となりましたが、1位レアル、2位バルサの変動はなく勝点は同じながら直接対決で勝っていたレアルが優勝を決めました(直接対決はレアルの1勝1分け)。
今シーズンのレアル、前半戦は確かにかなり不安定な戦いをしていましたが、全体を通して負けられないゲームはしっかり勝つか最悪でも引き分けていたのが印象的でした。もしバルサとの直接対決に負け越していたら優勝はありませんでしたから。もっとも勝ったゲームも圧勝というよりは辛勝とかヒヤヒヤしたゲームが多くありましたが。そのへんも含めてカペッロ・マジックでしょうか。
一方バルサは勝ちきれない戦いが多かったですね。確かにエトー、メッシなど怪我人続出やロナウジーニョの不調などもありました。しかし1年通してのゲーム内容は昨シーズンとそれほど変わらなかったと思います。ガンガン攻めて魅せるサッカーをしてました。唯一異なるところは決定力がなかったところでしょう。相手チームにかなりチェックされていたのもありますね。
他に優勝争いをしていたクラブにセビージャがあります。このクラブは近年急速に力をつけてきました。昨シーズンはUEFA杯優勝、今シーズンもUEFA杯とコパ・デルレイ(国内カップ戦)を優勝しています。リーガも一時期優勝しちゃうのかな!?と思うくらいの時もありました。セビージャのFWカヌーテ(マリ代表)は来シーズンどこかへいってしまうのでしょうか!?
バレンシアも優勝には届きませんでしたが来シーズンの欧州CL出場権は獲得しました。ビジャレアルは一時期下位に低迷していたことをかんがえると、最終的に5位に滑り込んだのは素晴らしいです。リケルメ(アルゼンチン代表)が移籍してからチームがまとまってきたのでしょうか。アルゼンチン軍団のサラゴサ(ミリート兄弟、ダレッサンドロ、アイマールがいる)も、チームとしてひとつにまとまったからこそUEFA杯出場権獲得が叶ったのでしょう。Aマドリードはまたまた期待を裏切ってしまいました。スペインの若きエース、Fトーレスはどこかへ移籍してしまうのでしょうか。
そして得点王はファンニステルローイ。彼が基本的には年間通じてコンスタントにゴールを決めていたのも優勝を果たした原動力のひとつだったかもしれませんね。特に今年に入ってからはすごいペースでゴールを決めていました。
ヤングベストプレイヤーにメッシを選んだのも疑問はないと思います。5人抜きゴールも決めたし、神の手ゴールも決めました。まるでマラドーナです。しかも神の手ゴールを決めたあとのふてぶてしい態度、大物の片鱗を見せてくれました。
そして私的MVPにはベッカム。この選出には疑問もあるかと思います。確かに年間通じて活躍したかと言われるとベッカムはしていません。数字だけみると普通程度でしょう。しかし、今シーズンのレアル優勝の一番の立役者は誰かと言われたら間違いなくベッカムでしょう。
ベッカム選手は今年のはじめ、半ば一方的に来シーズンよりLAギャラクシーへ移籍することを決めてしまったこともあり、カペッロ監督の怒りを買い試合に出るのはおろかベンチにも入れない時期が約1ヶ月ほどありました。怪我をしているわけでもないのにベンチにも入れないベッカム選手。決して何とも思わないことはありません。公然と監督やフロントを批判してもおかしくはないでしょう。コンディションを維持するのも困難かと思います。しかし彼は批判めいたことは何一つ言わず、試合に出れなくても日々黙々とトレーニングを続けていました。「ベンチに入れなくても、何かしらでチームに貢献したい」とは、この時期に発したベッカム選手のコメントです。
ベッカムをベンチから追放していた時のレアルの戦績はもう散々たるもので、チーム内からとサポーターからもベッカム待望論が湧き出てきたこともあり、カペッロ監督は自分の考えを覆しついにベッカムはピッチに、自分のいるべき場所に戻ることが出来ました。今思うとそこからレアルの快進撃が始まりました。ベッカムのプレーがチームを機能したのはもちろんですが、やはり彼の存在感、チームをまとめる力等がとても良い方に向かったのでしょう。終盤戦は他のチームメイト達にも、「最後にデビッドと喜びを分かち合おうじゃないか!!」といった気持ちが芽生えていたようです。
なにはともあれベッカムがピッチに復帰してからチームがひとつにまとまったレアル。ここ最近は本当になかった光景ですね。決して美しいサッカーしてたわけではありません。カカやロナウジーニョのような特別な選手がいたわけでもありません。優勝できたのはまさに気持ちで勝ち取ったといっていいでしょう。
不当な理由で試合に出られないでいた時、腐ることなくいつ突然試合に出るようなことがあっても大丈夫なように黙々とトレーニングを続け、いざゲームに出たらきっちり結果を残してチームに貢献したベッカム選手。あれだけベッカムを批判していたカペッロ監督も、最終的には絶大なる信頼をするようになっていて、最後の最後に優勝。そう考えるとベッカム選手は本当にかっこいいですね。ということで私的MVPはやはりデビッド・ベッカムで決定です。
リーガについては以上ですが、プレミアとセリエAについては次回話したいと思います。
KEN
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